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色相、明度、彩度とヘアカラーの関係

色相×明度×彩度でよりパーソナルなカラーを出す

カラーの話・色相、明度、彩度 ヘアカラーを理解するのに大切な部分に明度、彩度、色相の関係があります。

20年くらい前まではカラーと言えばクレイカラーが基本でファッションカラーにしてもいわゆる明度でしか差が感じられませんでした。 近年のカラーブームは、そこに色相と言うものが加わり、色味も寒色、暖色と言う区分けをして、それが今のパーソナルカラーの重要な部分になっています。

ですから、色相×明度×彩度でよりパーソナルなカラーを出していくと言うのが今の主流と言えます。

すべての色は2つに大きく分類することができます。

ひとつは無彩色。これは、白、灰色、黒などの色味の無い色のことです。それに対して、色味のある色のことを有彩色と言います。

これをヘアカラーに置き換えていくと、例えば、黒い髪は、ブラウンがたくさん入っていて、ダークブラウンと言う方があっています。このブラウンは、赤と青と黄色の混合で出来ています。

黒髪を脱色していくと、赤茶⇒橙茶⇒橙⇒黄(レッドブラウン→オレンジブラウン→オレンジ→イエロー→ペールイエロー)と変わっていくように見えます。

このように、ヘアカラーでは、無彩色と言うのは存在しないと言えます。

色相、明度、彩度とは?

ひとつの色はその性質から明度、彩度、色相で表すことができます。

明度とは、色の明るさの度合いのことを言います。これは「高い、中間、低い」で表現されます。

例えば、無彩色で一番明度が高いのが、白。中間がグレイ。そして最も低いのが黒。これはもちろん有彩色でも同じで、一番明るい色は黄色と言うことになります。

彩度とは、色の鮮やかさ感、強弱感のことを言います。鮮やかで強い色は「彩度が高い」、逆にくすんでいて弱い色は「彩度が低い」と言います。

色相とは、赤、青、黄などの具体的な色味のことを言います。例えば、赤いリンゴ、黄色いレモン、緑のピーマンなど、自然界にあるものはどこかの色の仲間に入り、この色味の違いを色相と言うわけです。

マンセル色相環図(マンセル色立体)

この色の関係を図にしたのが、有名なマンセル色相環図(マンセル色立体)です。これは、アメリカの画家であるマンセルが1905年に考案したカラーシステムで日本のJIS規格でも使われています。

マンセルシステムでは、明度は、最高明度の白を10、最低明度の黒を0と定義しています。また、彩度は、無彩色の彩度を0として、有彩色が加わる割合が増えるのにつれて1、2、3・・・と増えていきます。

これを記号で表したのが マンセル記号。
色相(hue=ヒュー)、明度(value=バリュー)、彩度(chroma=クロマ)それぞれの頭文字を取って、HVCと略します。

例えば、「5R 4/14」のマンセル記号は色相が5Rで明度が4、彩度が14と言う色を表しています。

色相、明度、彩度、マンセル色立体図  色相、明度、彩度、マンセル色相環図

(参考引用書籍:しんびようマルセル2007年・7月号)




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